アッパービレッジ

企業使命からの選択と集中。効率よく稼ぐ力を作り出した「シオノギ製薬」。

2019/02/16


vol.375

 

 

 

こんにちは!

小さな会社の広報PRパートナー

ムラカミヨシコです。

 

 

 

録画していた

ビジネス情報番組を

観ていたら

 

 

 

すごい会社が

紹介されていました。

 

 

 

それは

「シオノギ製薬」こと

塩野義製薬株式会社

 

 

 

  • 手代木社長インタビュー with UBS証券 アナリスト 関氏

(シオノギ製薬ホームページはこちら

 

 

 

製薬業界全体の

売上高では

——————

 1位 武田薬品工業 1兆7705億円

10位 塩野義製薬 3447億円

——————

ですが

 

 

 

シオノギ製薬1

 

 

 

 

売上高営業利益率

(効率よく稼ぐ力)は

なんと!

——————

1位 塩野義製薬 33.4%

7位 武田薬品工業 13.7%

——————

 

 

業界最大手よりも

約25%も高い

1位なのです。

 

 

 

1位づくりの過程が

まさにランチェスター戦略

だと思ったのでご紹介します!

 

 

 

かつての

シオノギ製薬は

研究論文を学会発表する

ことが主流で

薬品(商品)開発は

2流の仕事という考えでした。

 

 

 

その傍らで

売上を支えている商品の

ライセンス契約が

期限切れになる手前まで

来ています。

 

 

 

それ以外に売上を

作れる商品はないため

存続の危機が

差し迫っていました。

 

 

 

「塩野義は製薬会社。

製品を出して

患者に届けて

患者の役に立つ。

それが我々の存在する意義。」

 

 

 

自社の使命を明確にして

研究発表から

創薬へ会社を

シフトチェンジ!

 

 

 

社内からは

大きな反発もありましたし

退職する人もいましたが

英断しました。

 

 

 

自分たちの本業を

明確化して

やらないことを

決めて経営資源を

「創薬」の1点に

集中させたのです。

 

 

 

シオノギ製薬3

 

 

 

しかし

創薬(新薬の開発)は

とてつもない

費用と時間がかかります。

 

 

 

そのためには

分野を絞らなければ

なりません。

 

 

 

当時、業界では

時代の最先端であった

HIVなどの創薬が

主流を占めていました。

なぜなら「儲かる」から。

 

 

 

その反面

インフルエンザ関連の創薬は

「儲からない」から

手を付ける会社は

いませんでした。

 

 

 

そこで

シオノギ製薬の

手代木 功 社長は

競合は少ないが

将来的に需要が見込める

インフルエンザ関連の

創薬に着手します。

 

 

 

競合が少なく

1位を目指しやすい

小さな分野を見つけて

1点突破を目指したのです。

 

 

 

その結果生まれたのが

抗インフルエンザウイルス薬

「ゾフルーザ」。

1回飲めば終わり

という効能の高さで

いま話題の薬です。

 

 

 

自社の使命を明確にし

選択と集中を行うことで

経営資源を効率よく活用して

強い商品が誕生したことで

 

 

 

先ほどの

効率よく稼ぐ経営が

できるようになったのです。

 

 

 

シオノギ製薬2

 

 

 

これからも

シオノギ製薬の

手代木 功 社長に

注目していきたいと

思います。

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

 

がんばろう日本!

がんばろう岡山!

 

 

 

iloveokayama

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