売れ続ける理由 強い商品はこうしてつくられた
2018/12/03
vol.300
こんにちは!
小さな会社の広報PRパートナー
ムラカミヨシコです。
部屋の掃除をしていて
発掘した積読本(^_^)
最近
小売業のお客さまが
増えてきていることと
近々
小売業のお客さまに
取材に行くので
12月の1冊目は
この本にしました。
「売れ続ける理由」
一回のお客を
一生の顧客にする
非常識な経営法
舞台は
仙台の山奥にある
家族経営の
スーパーマーケット
「さいち」。
全国からお客さまが
ひっきりなしに
やってくる商売の
心構えと舞台裏が
書かれていました。
私が一番気になったことは
業界の常識にとらわれず
他がやらないこと
=非常識
を実践できたわけ。
それには
「一番おいしい家庭の味」
という目指す姿(考え方)
が定まっていたからでした。
当時、スーパーマーケットでは
惣菜を置いているところは
ほとんどない時代。
なぜなら
「家庭で作れるものは
売れない」 が業界では
当たり前だったから。
そんな時代に
さいちが「おはぎ」を
始めたきっかけは
お客様からの
リクエストでした。
いまやさいちの
怪物商品「おはぎ」。
「ひとつ食べたら十分。
ではなく、
2つ目が食べたくなる」
「お腹が空いているときは
何個でも食べられる」
そんな「おはぎ」と
心に決めています。
だからお客様から
「甘さが足りない」
「お砂糖ケチってるんじゃないの?」
と言われても
自分の味を貫くことが
できたのです。
ふだん私は
「お客さまの声を聞きましょう」
と伝えていますが
それは
お客さまの言いなりに
なることではないのです。
「一番おいしい家庭の味」
は変えない部分であり
ここから離れないことが
ブレない経営に
繋がっていました。
・職人は採用しない。
・化学調味料、添加物は使わない。
・レシピ・マニュアルは必要ない。
これらもすべて
「一番おいしい家庭の味」
を追求することから
業界の非常識が
生まれています。
スーパーさいちは
他にはない強い商品
「おはぎ」で
一位になりました。
お客さまの心を
ひきつける
商品・サービスは
どの時代も売れて
それは廃れることは
ないことがわかり
どんな商売でも
いい状態を長く
継続させることは
難しいので
そんな時代だからこそ
商売の根本的な部分を
見直すことができる
この本はおすすめです。
言葉も平易で読みやすかったです(^ ^)
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
がんばろう日本!
がんばろう岡山!