6次産業化はロゴを変えたりパッケージをつくることじゃない。
2018/11/25
vol.292
こんにちは!
小さな会社の広報PRパートナー
ムラカミヨシコです。
荒くれ漁師たちを
束ねる女性として
昨今ではテレビ等で
よくお顔を拝見する
萩大島船団丸
代表 坪内知佳さん。
ご存知の方も
多いのでは?(^^)
私は数年前に
ビジネス情報番組で
拝見したことがあり
じかに話を聞けるので
今日の講演を楽しみに
参加しました(^ ^)
主催は岡山県の
ももたろう未来塾(※)。
※岡山県知事が塾長をする
地域づくりの次世代リーダー育成塾です。
私はアドバイザーをしています。
塾長の伊原木県知事も
出席されていて
冒頭のあいさつで
「活躍されている方の
そばにいるだけで
いいエネルギーを
受けることができる」
という主旨のことを
話されました。
まさにそうだと
思います。(^^)
テーマは
「荒くれ漁師を束ねる力
〜リーダーに必要なもの〜」
人口約700人の小さな島で
よそ者の坪内さんが
萩大島船団丸をここまでにした
奮闘記をお聞かせいただきました。
レジュメがあり
「3.わが社の事業・ブランディング」
に注目していましたが
全体的に自由に
話されたので(^_^;)
萩大島船団丸の
ブランディングについて
自分なりに整理をすると
まずは坪内さんご本人に
「かもめになりたい」
に由来する海に出たい
という願望があったこと。
組織として
このままじゃ島は
消滅するという
危機感のもと
「50年後の島の豊かな生活と
美味しい日本食文化を
未来へ継承する」
経営理念を
共有できたこと。
これらが原動力
として大きくて
さらには坪内さんには
島で10円や100円の魚を
付加価値をつけることで
1,000円や10,000円にできる!
明確なビジョンと
強い信念があったので
誰もやろうとしない
既存のシステムではない
新たなシステム
(漁師が東京の飲食店に直送する)
を構築できたと思います。
「6次産業化といえば
ロゴを変えたり
パッケージをつくったり
そういうことじゃない」
とばっさり
言ってましたね。
デザインの仕事を
しているものとして
私も強くそう思います。
萩大島船団丸のように
他にはないしくみを
ダイナミックに
構築することは
難しいかもしれませんが
既存のものとは違う
強みや特徴など
顧客が感じる付加価値を
明確にすることが
ブランディングであり
それを顧客や消費者に
伝えるための手段が
デザインなのです。
ブランディングは
経営戦略の一部。
それを社長自身が
認識することが
ブランディング
はじめの1歩だと
坪内さんからの
ブランディングに関する
メッセージだったのでは
と思います(^ ^)
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
また明日
お会いしましょう。
がんばろう日本!
がんばろう岡山!