事業再開なのになぜ売り込まないのですか?
2018/11/22
vol.289
こんにちは!
小さな会社の広報PRパートナー
ムラカミヨシコです。
よろず(※)のお仕事で
真備船穂商工会議所へ。
※岡山県よろず支援拠点のこと。
コーディネーター(相談員)をしています。
チラシの組み立て方
個別相談会の講師です。
ご存知のように
7月の豪雨災害で
真備は岡山県内でも
最大級の被害にあいました。
被災した事業者を支援しようと
中小企業庁など国が
補助金を用意しています。
採択された事業者さんの
中には販売促進のための
チラシを作ったことなくて
困っているとお聞きして
企画された相談会です。
真備船穂商工会の向かいに
ファミリーマートがあり
買い物に寄ったところ
レジの隣にこんな
ファイルがありました。
「真備地区
応援メッセージ!!」
このファミリーマートに
訪れたお客さまが
書いたものだそうです。
ファイルを開くと
こんな感じで
多くの応援メッセージが
詰まっていました(^^)
元気をもらえる
感謝の気持ちが生まれる
人のハートに届く
応援メッセージ
ファイルでした。
じつは
講師をつとめる
チラシ相談会では
チラシの原案を
相談者といっしょに
作成するのですが
決めている
ルールがあります。
「売り込まない」
「感謝気持ちと
がんばっている姿勢を伝える」
です。
(左:相談者が作ってきたもの 右:チラシの内容を感謝と近況報告に変更)
せっかく事業を再開したのに
売り込まないって変ですね
っていう方も1名いましたが
相談に来られた
ほとんどの方(10名以上)は
「その方がいいです」
とおっしゃられました。
「応援したい」と
思ってもらって
問い合わせや来店して
いただくことが
事業再開の時期としては
望ましいと思ったからです。
専門用語では
「共感マーケティング」
と言われる手法です。
ファミリーマートの
応援メッセージのように
ハートに届くチラシに
仕上がって
一人でも多くの
問い合わせや
来店があることを
願っています!
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
がんばろう日本!
がんばろう岡山!