使う人の立場でデザインを

2023/03/08

vol.464

皆さま、こんにちは。

ブランディング・プロデューサーの

ムラカミヨシコです。

先日、会社の掃除機

（ダイソンdysonのスティック型）が

途中で動かなくなりました。

フィルターが詰まったかな

と見ると

ピカピカとサインが出ています。

そこを押すとプシュッとフィルターが現れ

「洗う」「２４時間干す」ということが

ひと目でわかるイラストで示してありました。

掃除機を使っていたスタッフは、前に、

自宅で使っていた掃除機のフィルターを

未確認のまま洗ってしまい

故障させたトラウマがあったそうなのですが

ダイソンはフィルター本体にも

「水洗い可」がイラストで示してあり、安心して水洗い。

一度も取説を見ることなく、対処することができたのです。

世界６７ヵ国で使われているダイソンの掃除機は

見た目も美しいだけでなく

使う人を失敗させない工夫をデザインで実現しています。

イラスト表記の他にも

パーツを外したりするときに押さえる

重要な箇所の色は全て同じ

目立つ色で統一されています。

WEBサイトをデザインする時

コンバージョン（ゴールを意味する専門用語）へ

つながるボタンを目立つ色で形も統一して

ユーザーにわかりやすくするのと

同じ考え方だなと思いました。

スタッフ曰く

「我が家のおばあちゃんも

ダイソンなら間違えずに使える」

まさに使う人の立場で考えられた

お手本にしたいデザインの力です。

＜おまけ＞

フィルターを洗うと

水道の蛇口の模様が見えました。

洗って大丈夫だったことを

ここでも教えてくれる優れものです。

アッパービレッジ有限会社

代表取締役　ムラカミヨシコ

アッパービレッジは

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ブランディング・デザイン会社です。

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