「うまくいったこと」の原因探しをしませんか?
2019/02/17
vol.376
こんにちは!
小さな会社の広報PRパートナー
ムラカミヨシコです。
今日は
岡山県ももたろう未来塾の
研究成果発表会の予行練習。
アドバイザーとして参加しています。
その前に
同じくアドバイザーをしている
岡山大学 駄田井 久 さんの
講義がありました。
タイトルは
「卒塾後に求められる
“科学的”な視点」
こまかいことは
ここでは置いといて 笑
私がおもしろいなって
思ったのは
人間ってかならずしも
「合理的な行動」を
選択するわけではない!
ということ。
たとえば、
コンサートのチケットを
2万円くらいなら
買ってもいいかな〜
と思っていたら
(行けたら行こうかな程度の興味)
運良く1万円で
手に入れることができた
としましょう。
すると知り合いが
どうしてもその
コンサートに行きたいから
5万円で買うから売って!
と言われたとしても
実験の結果
売らない人が多いそうです。
(4万円得するのに)
どうやら人は
一度所有したものに
高い価値を感じて
それを手放すことに
抵抗を感じる性質が
あるのだそうです。
(「保有効果」)
だから
心理学×経済学で
人間の行動を科学する
「行動経済学」って
領域が生まれたそうです。
(従来の限定合理性であった経済学の限界)
だからビジネスって
奥が深いんだな〜って 笑
それで講演タイトルにある
「科学的」とは
因果関係を分析する
客観的な視点のこと・・・
ようするに
「原因」=こういうことがあったから
「結果」=だからこうなった
をはっきりさせること
なのだそうです。
その時、ある塾生が
「課題から原因をさぐることが
実際は多いですよね」と。
この時、はっ!としたのは
自分の会社をブランドとして
成長させていく過程で
自社の改善点を探るために
社内会議をするのであれば
「課題」を分析するより
「うまくいったこと」を
分析するほうがいい!
ってこと。
なせなら
現状の「課題」を掘り下げても
参加している社員さんの
モチベーションは上がりにくいし
「結果」が改善されるか
「仮説」を立てて
「検証」することになり
実際に得たい「結果」にいたるまで
時間がかかりますよね。
それに対して
「うまくいったこと」や
「良かったこと」の
「原因」を探っていくことは
会議に参加している
社員さんも楽しいし
「結果」は実現されているから
「原因」がわかれば
すぐに「再現」できやすいから
「時短」にもなりますよね。
“科学的”な視点をもって
「原因」と「結果」の
因果関係を分析して
自社のブランドを
成長させていきたいですね。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
がんばろう日本!
がんばろう岡山!