ブランディングは全体戦略
2018/08/16
vol.191
こんにちは!
小さな会社の広報PRパートナー
ムラカミヨシコです。
夏季休暇が開けて
お仕事モードの方も
多いことと思います。
楽しい思い出はできましたか?
少し前ですが
浴衣を着る機会がありました。
普段着ないので今年の夏の
一番の思い出かもしれません。
(岡山商工会議所青年部 7月例会にて 監事講評をさせていただきました。)
浴衣で思い出すのは
沙織ちゃんのエピソード。
2年ほど前
浴衣を買いに
初めてのお店に行ったら
お店の若い男性が
1人ついてくれて
丁寧に説明を
してくれた。
高い商品をすすめても
くるけれど
お客さんと行った
旅行の写真などを
見せてくれたりして
このお店のお客になると
楽しそうだなあと思った。
「500円で浴衣の
着付け教室を
していますよ」
とすすめられたので
行こうかな♪と
乗り気になっていた。
お店の人は
「新規の方にもっと
お越しいただきたい
んですよ〜。
入り口に
小物など置いて
入りやすくして
いるんですけどね。」
と話していた。
そこへ
常連さんのような
お客さんがお店に
入ってきた。
店の奥から
若旦那のような人が
走って出てきて
その人の接客を始めた。
沙織ちゃんが
商品をみようと
座っていた椅子から
立ち上がった瞬間
若旦那がその椅子を
何も言わず
持って行って
常連客に差し出したので
沙織ちゃんは
その後はずっと
立ったままに・・・。
若い男性スタッフは
申し訳なさそうにしていたが
若旦那には何も言えず・・・
結局
いらっとしたので
何も買わず
着付け教室も申し込まず
店を去りましたとさ。
このお店には
・旅行や着付け教室
・客1人にスタッフ1人がつく
など戦術としての
しくみはあった。
しかし
心の奥にある
「新規のお客様に
来ていただきたい」
という気持ちが
足りなかったの
かもしれません。
「思考」は
言葉や態度となって
現れるとも言います。
ブランディングでは
「デザインやロゴを
かっこよくする」
ことは必要ですが
それだけでは
部分的な取り組み
になってしまいます。
ビジネス全体を
研ぎ澄ませていくことが
ブランディングでは
大切なことなのです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
また明日
お会いしましょう。
がんばろう日本!
がんばろう岡山!