岡山県立大学デザイン学部 卒業制作展!
2018/03/06
岡山のブランディングデザイン会社
アッパービレッジのblog担当 杉原です。
僕の母校である、岡山県立大学デザイン学部・デザイン学研究科の
卒業・修了制作展に行ってきました!
僕は、在学中は製品デザインを専攻し、
卒業制作には木と和紙でできた時計を制作しました。
「どうすれば和紙と木の接合が綺麗だろう」
「使いやすいサイズはどのくらいだろう」などと
工房に泊まり込み試行錯誤していたのを覚えています。
想いを込めて作りこんだ作品。
それぞれ、説明を読んでいると
「この製品があると車椅子の方の買い物がこんなに便利になります!」
「これだけの調査研究が背景にあって制作しました!」と、
手塩にかけて育てた作品を見てほしい!知ってほしい!
という気持ちが溢れ出ています。
作り手からの一方的なメッセージだけではユーザーには響きません。
説明の内容も「本当にそうかな?」と思うような所もありましたが、
でも、そういった必死さが伝わるものには惹かれ、思わず読み込んでしまいました。
デザインの仕事では、お客様の想いを、熱量はしっかりと汲み取りながらも
そのさらにお客様である、エンドユーザーの目線を持つことが大切です。
その両方を持ち仕事をすること、それを改めて感じさせてくれた展示でした。